オリジナル化粧品をOEM製造しても売れない?!メリットとデメリットを解説!!
悩んでいる人:
これから化粧品ブランドを立ち上げるために、化粧品OEMを利用したいが、売れるかどうか不安。
実際どうすればいいか教えてほしい!
本記事の内容:
①化粧品OEMとは何か
OEM(オーイーエム)とは「original equipment manufacturer」の略語であり、発売元に変わって受託会社が商品を製造することです。
あまり馴染みがないと思うので、食品ではありますが事例を一つご紹介します。
<事例1>
- 日清「どん兵衛 きざみ揚げうどん」 120円
- 西友「京風白だし きつねうどん」 (日清製) 94円
- の日清はメーカーで自社製造しております。
- の西友は日清の工場を使用し、製造しております。この借りて製造し、西友のブランドをつけて販売している状態をOEMと言います。
このように化粧品でも、OEMメーカーに依頼すれば、自ら製造設備を持つことなくオリジナルコスメを製造することができます。
②化粧品OEMのメリット、デメリット
化粧品OEMのメリット
2-1 専門知識や技術、設備が不要
化粧品の企画や製造、開発、マーケティング等の専門知識、許可証の取得などが必要になります。
化粧品OEM会社に依頼することで、現在の流行りの情報を企画に組み込んだり、商品開発の際の処方を組むことができます。
そのため、商品の販売戦略を考えることに専念することができます。
2-2 小ロットから始めることができる
こちらは化粧品OEM会社によって異なりますが、小ロット対応が可能です。
初めて化粧品を企画する方や売れるかどうか不安だから最初は少なめにテスト販売したいという方にとって、在庫リスクや費用面を削減することができます。
2-3 中身から容器まで一括して依頼できる
化粧品を販売する上で、中身だけではなく容器や化粧箱等も必要になってきます。それぞれを自分で手配するのは時間も手間も非常にかかります。
化粧品OEM会社では中身、容器、化粧箱等を一括して依頼することができます。
中身と容器の相性や中身を充填する際の規格等難しい部分があるため、一括して依頼することでスムージに商品販売することができます。
化粧品OEMのデメリット
2-4 化粧品OEM会社の選択
化粧品OEM会社と自社は大切なビジネスパートナーの選定は、ビジネス成功において重要な要素になっております。
そのため技術面はもちろんですが、何か問題があった場合、化粧品OEM会社と綿密にコミュニケーションを取れることも大切です。
2-5 納期の調整が難しい
納期に関しては、化粧品OEM会社は複数社の製品を作っているため、スケジュール調整は難しいです。
③化粧品OEMを利用して上手く販売する方法
3-1 とにかく企画力が大切
化粧品を販売する際、企画力が重要になります。現在の流行っている化粧品はどのようなものか、市場調査が必要になります。ドラッグストアやセレクトショップ等の人気商品をチェックしましょう。
また化粧品OEM会社では様々な会社から依頼がありますので、流行りやトレンドについて相談するのも良いでしょう。
3-2 販売方法をどうするか
現在販売方法は多様化しており、個人のお客様の場合、自社の店頭販売や自社ECサイトの販売、楽天やAmazonのECモールの販売等があります。
また法人やサロンへ向けた卸売や代理店販売のように、自社のスタイルに合った販売方法を考えましょう。
まとめ:企画力を身に着けて、うまく化粧品OEMを使おう!
今回は化粧品OEMのメリットとデメリットを紹介しました。自社の企画と販売力を考えた上で、化粧品OEMを利用すれば、売れる化粧品を作ることができるでしょう。